秘密の異端者 secondstory


私は空をしっかりと見据えた


「はい」


そんな私の様子を電話越しに
感じ取ったのか
迅さんは了承の意を述べてくれた


《でも、明日からって…。こちらとしては、確かに助かるけど本当に良いのか?》

「はい、と言うより、明日からじゃないと駄目なんです」

《そうか…》


迅さんは理由を聞かないでいてくれる

少しの間、沈黙が生まれた


「1つだけお願いを聞いて貰えませんか?」