秘密の異端者 secondstory


「そう…」

「うん」


母さんは短く息を吐いた


「じゃあ、今晩は鮎の好きなものでも食べに行こっか!」

「え?」

「え?じゃないわよ、ほら、何が食べたい?鮎が、自立したお祝い!」


自立って…

私の顔に思わず苦笑が浮かぶ


でも、そうだなぁ…

ここを出る前に
もう一度食べたいもの…__________


母さんは瞳を輝かせて
私の答えを待っている