秘密の異端者 secondstory


父さんを見れば
父さんも笑って頷いてくれた


「ありがとう」


良かった…

これで堂々と向こうに行ける


やっぱり、二人に心配かけたままは
嫌だからね


「いつ、出発するの?」


母さんが穏やかで
切ない声で聞いてくる


「…明日にでも……」


私は妙に感傷的な気持ちに
なりながら答えた