秘密の異端者 secondstory



「絶対に死にたいなんて言わない」


母さんの瞳から綺麗な滴が流れ出る


「こんな私にも手をさしのべてくれる人がいた。
私は、そんな人達の力になりたい」


部屋は静寂に包まれる

二人を見つめる私の視線は
真っ直ぐ揺らがない


「…行ってきなさい」


母さんがポツリと口を開く


「貴女はいつの間にか、こんなにも成長してたのね」


母さんは何処か晴れやかに笑った