秘密の異端者 secondstory


「和哉のせいじゃないよ。ちゃんと親とも仲直りした」


そんな和哉に私は安心させるように言った

きっと和哉の事だから気にしていたんだろう


《!…そっか》

「…和哉、ありがとう」

《え?》


電話の向こうで和哉が困惑している
顔が目に浮かぶ


まぁ、くすぐったいから
何が
なんて言わないけど

でも、私は心の中で和哉に話しかける


出会ってくれてありがとう
私を認めてくれてありがとう
優しくしてくれてありがとう
気にかけてくれてありがとう
信じてくれてありがとう