「和哉のせいじゃないよ。ちゃんと親とも仲直りした」 そんな和哉に私は安心させるように言った きっと和哉の事だから気にしていたんだろう 《!…そっか》 「…和哉、ありがとう」 《え?》 電話の向こうで和哉が困惑している 顔が目に浮かぶ まぁ、くすぐったいから 何が なんて言わないけど でも、私は心の中で和哉に話しかける 出会ってくれてありがとう 私を認めてくれてありがとう 優しくしてくれてありがとう 気にかけてくれてありがとう 信じてくれてありがとう