秘密の異端者 secondstory


「理由は聞いていませんか?」

俺は疾風さんに問う

疾風さんはそれに頷きながら


「一応、聞いているよ」


と答えた


「教えてもらえませんか?」


それに食い下がったのは和哉だ

真っ直ぐに疾風さんだけを見ている


「少しの間、地元に戻ると言っていた」


その言葉に和哉の顔に
確信めいたものが広がる