秘密の異端者 secondstory


「…少しの間、地元に戻ります」


私は伏せ目がちに答えた

染みの無い床が視界に入る





理事長室は沈黙に包まれていた


担任は変わらず難しい顔をしている

理事長は何かを考える様に
私を見ている



「弥富達は知っているのか?」


暫くの沈黙の後
言葉を発したのは担任の
昴さんだった