「…少しの間、地元に戻ります」 私は伏せ目がちに答えた 染みの無い床が視界に入る 理事長室は沈黙に包まれていた 担任は変わらず難しい顔をしている 理事長は何かを考える様に 私を見ている 「弥富達は知っているのか?」 暫くの沈黙の後 言葉を発したのは担任の 昴さんだった