ふと氷月を見ると氷月は 氷月である証のピアスを触っていた きっと無意識なんだろう 瞳はここから見える景色を ただボーッと眺めていた 俺もそちらに視線を向ければ 東の空から夜明けが近いことを感じた 「ほら、出来たぞ」 俺は氷月に声をかける すると氷月は頭を触って包帯を 確認した 「あ、ありがとうございます」