相変わらず主語がない まぁ、そんな弦との会話に 慣れてしまっているのだが 「別に何もないって」 私は平然と言うのだが 弦はそれでもなお私の目を ジッと見つめていた それが数秒続くと 私から目線を外し 目を閉じてから 「言いたくなったら言え」 と言った