______キーンコーンカーンコーン…


んっ

私はチャイムの音で目を覚ます


今、何限目だ?


「よぉ、やっと起きたか」


ふと隣から聞こえてきた声に
視線を向ければ
そこに居たのは弦だった


あれ?
弦が居るってことは
相当寝てたかな?


「もう、昼だ。行くぞ」

弦の隣では
和哉も微笑して立っていた


「あぁ」


私も生返事を返すと
弁当を持って立ち上がる