恋はドキドキ

ふーん。
私に黙ってたバツに、マネージャー私に譲ってよ。」

「嫌だ。
私やっと好きなことが出来たの。
ここでやめるわけにはいかないの。」

「あー使えない女。
馬鹿そうだから、友達のフリして私の道具にしようとしたのに…。
残念。」

「…どういう事。
ひどいよ、友達と思ってたのに。」

「ひどいのはどっちよ!?

神原先輩を名前で読んだりしちゃて!!

それに、もう一つ隠してるでしょう。


同居の事…。

神原先輩と同居して、あんたみたいな天然バカがサッカーのマネジャーになるなんてサッカー部が可愛そう。

さっさとマネジャーやめなさいよ。」


「嫌だ、お願い。」

「ハァー…
これだけ言ったのに分からないなんてやっぱり天然だね。
最後この手を使うしかないか…。」

「マネジャーやめないなら、神原先輩と同居の事ばらす!!
そしてあんたの仲間も巻きぞいにする。」