「菜々美ー。」

「何、桃子。
おはよう。」

「神原先輩とどういう関係。
土曜日、遊園地で観覧車乗ってたよね。
乗る前見たんだから。」

「桃子、光輝くんの事好きなの…。」

「なんで下の名前で読んでるの?
やっぱり恋人同士だったのね。」

「違うよ。
ただサッカーのマネジャーで仲良くなったの。」

「サッカーのマネジャーなの?」

「うん。」