天然じゃないし。

(クスッ)

まだ光輝君笑ってるし…。

「光輝君、荷物ここでいい?」

「重かった?」

「重いの持つのは得意だから大丈夫。」

「そうか…。」

「そう言えば、光輝君はもてるね、羨ましいよー。」

「俺は嫌だね。」

「なんで!?」

「いつもギャーギャーうるさいし、サッカーしてても邪魔してくるし女は嫌いだ。」

「そっかー…。」

「私ね、実は一度も恋をしたことないんだよ。」

「でもね、友達の彼氏を見ると羨ましいし、でも好きな人もできないんだよ。」

「…珍しいな、女が恋したことないなんて。」

「う…それを言わないで。」

「太輔君って結構チャラいね、でも面白いし、いい友達だね。」

「まあな。」

「じゃー片付けも終わったし寝るか!」

「おやすみ、光輝君。」

「おやすみ。」