オレ様専務を24時間 護衛する Ⅱ



「朱夏、良かったねぇ!誰と行くの~?」

「誰と行こうかなぁ~♪」

「いいなぁ~温泉。私なんて、これどうやって持って帰ろう?電車で来たのに…」


朱夏は温泉ペア宿泊券をゲットした。

トーンダウンしている桃子は、10㎏のお米をゲットした。


「希和のは何だったの?」

「……香水みたい」

「えぇ~、いいなぁ…」


包装紙に包まれていた物は、有名ブランドの香水だった。

それを手にして、益々冷汗が出て来た。

………はぁ、皆にバレなきゃいいんだけど……。


ニ次会の会場へと向かう足取りが重い。

半数近くの同窓生達は気分揚々で、ほど近いカラオケ店へと列を成している。

今日は店を時間貸し切りしてるって言ってたから、

この後も相当盛り上がる事、間違い無しだわ。


鬱々とした気分のまま、二次会の会場に到着した。


さすがにカラオケ店じゃ、何かしようにも出来ない筈よね?

………大丈夫だよね??


辺りをキョロキョロしながら、

友人達と共に幹事の子の指示に従って部屋へと移動した。



「ちょっと、化粧室に行ってくるね?」

「あっ、うん。いってらっしゃ~い」


一先ず飲み物を注文した私と朱夏は部屋を後にすると、