今は、放課後で部活中。
今日はずっと、ぼーっとしてたし、もちろんまだ桜井くんと話もしてない。
もう、どうしたらいいんだろう。なんか龍くんもちらちら見てくるし……バレてないといいけど。

……

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「……星野!危ない!」
「え?」

また考え事をしていて、練習の方を見ていなかった私。

誰かに危ないと言われてそっちを見ようとしたのだけれど……

ボスッという音とともに私の左腕に重い物がぶつかった。
今、両手でホワイトボードのペンやひとりひとりの名前の入った磁石などの入った箱を持っていて、もちろんそれはしたに落ちた。