裸のケンの隣で朝を迎えた。
もちろん私も裸。
ケンはまだ寝ている。
起こさないようにそっと布団から出て、シャワーを浴びた。
シャワーを浴びながら、昨夜のことを思い出した。
クラブでケンと出会って、2人で抜け出して。
夜の街を歩いて、手を繋いで。
居酒屋でたくさんお話をして。
人気のない暗い道を歩いて、キスをして、胸を弄られて。
ラブホに来て…。
この後私たちはどうなるのだろう。
今日バイバイしたら、もう会うことはないのかな。
結局最初からカラダ目当てだったんだろうな。
私ばっかりケンのことを好きになってバカみたい。
ケンはただヤれればよかったんだよね。
そう考えていたら、涙が出た。
