校門を出て歩きながら

「なっちゃん陽向(hinata)とはどー?」


陽向は私の幼馴染みでもあり、なっちゃんの彼氏でもあるのだ!
もちろん、紹介したのは私よ♡←


「秘密♡wwww」

「えー!ケチー!恋のキューピットに秘密を作るなんてー( ・ั₃・ั )」


「仕方ない(笑)話してやろう」

やった.+*:゚+。.☆

「こないだ陽向ん家行った時、いつもお昼は私がご飯作ってたのに『俺が作る』って言ってオムライス作ってくれたのー♡(照)」



「( •´д•` )チッのろけたな。」

まぁ、自分が聞かせてって言ったんだけどねw


「のろけてないしーー♡wwww」


(ふんっ!私も絶対悠己くんのこと振り向かせてやるんだからっっっ!!!)


そんなこと考えながらも、ファミレスへと続く長い坂を上っていたとき..。




.........「あれ?」


「ん?紗和?どーかした??」






目の前から中学の同級生の高渕蓮が歩いてきてるのが見えた。

彼はモテる方だと思う。
彼女は常にいたんぢゃないかな?
そんな彼に中学の時惹かれていた。。

同じクラスで凄く明るくて一緒にいると楽しくて毎日、学校いくのが楽しみだった。


背が高くなり落ち着いた雰囲気になった彼を見た瞬間、心臓が飛び跳ねたみたいに鼓動が速くなった。