幸せでした。

学校に着いて私たちはクラス発表の紙を見た。

『俺たち4人ともまた同じクラスだよ!』

『やったー!』

手をたたき合いながら喜ぶ4人。
周りから見たら多分浮いてる。

お調子者の大地もこういう時はすごく喜ぶ。
結構単純なやつだ。

『ねー、早く教室行こ!』

『そうだな!』


教室へ行くと、まだ人は少なかった。
席の並びは名簿順だった。

『ねー、最悪。
 席、名簿順じゃん!』

『そりゃそうだろな。』

『空音どんまい~!
 俺たち、海斗、風、俺って並んでるから~!』

『うっさい、だまれ!!』

『空音、すぐ席替えするよ!』

『空音、それまでの我慢だね。』

そう、海斗の名字は和泉(イズミ)。
風の名字は内山(ウチヤマ)。
大地の名字は青石(アオイシ)。

そして私は桃原(モモハラ)。
1人だけ、席が離れるのだ。