にこ…と寂しそうに笑う霧谷君。
マジで犬みたいな人だな…その笑顔やめなさい…なんかこっちが苦しくなるよ…!!
「い、いいよ…食べる。今日はパンの予定だったし…」
「?!本当ですかっ?やった!」
とてもとても嬉しそうに、ぱぁぁっと花開くような笑顔を咲かす霧谷君。
(霧谷君…って、なんか…他の男と違うよなぁ)
いや、見た目とかではなく、もっとこう、中身と言うか、性格と言うか___。
(…あぁ、…そっか。…感情の出し方が、素直なんだ)
建前とかも、そうゆうのも抜きにして、笑ったり、寂しそうにしたり。
とてもまっすぐに__綺麗に、感情を出せるんだ。
「…いただきます」
「はい!召し上がってください!」
召し上がってください…って…笑
「…!美味しい…」
「っ!よかったです!お口にあって…!」
とてもとても嬉しそうに笑い、こちらをニコニコ見る霧谷君。
…この人、前世犬なんじゃないかな…。
お弁当はプロ並みに美味しいけど。
「俺もいただいていいですか?」
「ング!あ、ごごめん!一人で勝手に食べちゃって!どうぞどうぞ!」
「はい、じゃあその…隣、失礼します」
ストン、と隣に座る霧谷君。
男嫌いのことも配慮してか、少し遠めに。
…緊張、するなぁ、やっぱ。
霧谷君と言う、もともと真面目くんだけどイケメンが、わたしのこと好きとか言ってくれるんだよ?
なんの夢だよ漫画だよ…。しかも、わたし男嫌いだし告白するなら他の子にしなよ…霧谷君…。
「え、ええと…」
「ん?」
霧谷君は少し赤いほおで、こちらに向き直って、
「あ、あーん」
と、口を少し控えめに開けた。
………………………。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
マジで犬みたいな人だな…その笑顔やめなさい…なんかこっちが苦しくなるよ…!!
「い、いいよ…食べる。今日はパンの予定だったし…」
「?!本当ですかっ?やった!」
とてもとても嬉しそうに、ぱぁぁっと花開くような笑顔を咲かす霧谷君。
(霧谷君…って、なんか…他の男と違うよなぁ)
いや、見た目とかではなく、もっとこう、中身と言うか、性格と言うか___。
(…あぁ、…そっか。…感情の出し方が、素直なんだ)
建前とかも、そうゆうのも抜きにして、笑ったり、寂しそうにしたり。
とてもまっすぐに__綺麗に、感情を出せるんだ。
「…いただきます」
「はい!召し上がってください!」
召し上がってください…って…笑
「…!美味しい…」
「っ!よかったです!お口にあって…!」
とてもとても嬉しそうに笑い、こちらをニコニコ見る霧谷君。
…この人、前世犬なんじゃないかな…。
お弁当はプロ並みに美味しいけど。
「俺もいただいていいですか?」
「ング!あ、ごごめん!一人で勝手に食べちゃって!どうぞどうぞ!」
「はい、じゃあその…隣、失礼します」
ストン、と隣に座る霧谷君。
男嫌いのことも配慮してか、少し遠めに。
…緊張、するなぁ、やっぱ。
霧谷君と言う、もともと真面目くんだけどイケメンが、わたしのこと好きとか言ってくれるんだよ?
なんの夢だよ漫画だよ…。しかも、わたし男嫌いだし告白するなら他の子にしなよ…霧谷君…。
「え、ええと…」
「ん?」
霧谷君は少し赤いほおで、こちらに向き直って、
「あ、あーん」
と、口を少し控えめに開けた。
………………………。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
