「いやイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!!!待って待って超待って?!なんでわたしなの?!」
「そ、そりゃ俺があなたのこと好きだから」
「そ、そうじゃなくてえええ!!」
思わず血の気が引く。
なんで?なんで?!
「ぶっひゃっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!やばい最高すぎるうううううううううwww」
「うっさいよ!そこ!!!」
アキが腹を抱えて自分の膝をバシバシ叩いて爆笑なう。
みんなざわついてるしほんともう、なんで?!
「い、いきなりですみません、でも…俺本気であなたが好きなんです!俺との交際、真剣に考えてくれませんか?!」
「イヤイヤあのね?!わたしそもそも、男嫌いなの!!わかる?!」
だからいくら言い寄られても困るだけって言うか!!
「ひー…笑った。いーじゃんにこぉ付き合ってやれよーwww」
「ふっざけんなチョコ野郎!なんでわたしがつきあわなきゃいけないの!!会って間もないんだよ!!」
ぱたぱたと、尻尾と耳が生えてたらブンブン振ってそうな勢いでこっちをみて来る、霧谷くん。
じっとひたすらこっちをみて、答えを待っている…!
なんだその目…純粋すぎでしょ…!!!
わたしが悪く思えて来る…!!
「…あー、じゃぁ付き合う付き合わない無視してさ、ちょっと試してみればいいじゃん」
アキがそう提案してきた。
「試す…?」
「そー、まぁいわゆるお友達から〜みたいな。なかなかいないと思うぜー?こんなw真っ正面な告白wして来るやつwww」
「あんた楽しんでるよね?!!」