天狗娘は幕末剣士



「はぁぁぁっ!」




私は声を上げて白竜さんに斬りかかっていった。




ギンッギンッと刀が、音を立ててぶつかり合う。




さらに、風を使って攻撃するも、相手も同じ力を使えるから、あまり有利にならない。




それでもなお、私は白竜さんに挑んでいく。




「どうした!風も刀も押し負けているぞ!」




「くっ……!」




容赦なく押し返される小太刀、私を取り巻く強い風。




2つの力に耐えられず、ついに私は小太刀を手放してしまった。




「あっ!」




あっという間に、白竜さんの風によって、小太刀は高く舞い上がってしまった。




「……この勝負、もらった」




「っ!!」




すると、私の体も風で浮き上がった。