天狗娘は幕末剣士



「原田さんが裏口を抑え、土方さんはまだ外に。

 おそらく、手柄を横取りしようとする役人を止めているのかと。

 俺と他の者は、中を頼まれました」




「そうか、ならば斎藤くん、すぐに2階へ向かってくれ。

 総司と杏子くんがいるはずだ」




「っ!杏子がこの中にいるのですか?!」




この乱戦の中に、杏子が?!




「ああ、総司がいるから、大丈夫だとは思うが……

 なんだか嫌な予感がするんだ」




「分かりました、すぐに向かいます」




「ああ、頼んだぞ」




俺は1つ頷くと、すぐに2階へ向かった。




杏子、無事でいてくれ……!