天狗娘は幕末剣士



私が動けずにいると、男の人は私の腕を掴み、2人の男の人の前に引きずり出した。




「おらっ!」




「きゃあっ!」




乱暴に手を離され、私は地面に倒れこんでしまった。




「っ!貴様、どこから!」




「コイツ!さっき新選組と一緒にいた奴だ!」




「何っ?!」




あっという間に私は囲まれてしまった。




すぐに立ち上がり、小太刀に手を掛けた。




「……あなた達、これだけの武器を何に使うんですか?

 ここは、枡屋ですよね?」




かすかに火薬の匂いもするし……




もしかして、爆弾もこの中に……?




「鉄砲に刀、爆弾もありますよね?

 一体どうして……」




「お前に答える義理はない」




すると、1人の男の人が私に刀を向けた。