天狗娘は幕末剣士



「総司?うん、いいよー」




私がそう言うと、すぐに障子が開いて、総司と斎藤さんが入ってきた。




「あれ、斎藤さんも一緒だったんですね」




「ああ、まあな……」




そう答えた後、斎藤さんは突然目を見開いて固まってしまった。




「どうしたんですか?」




「それはコッチの台詞だよ」




私の質問には、斎藤さんではなく総司が答えた。




「珍しい格好だね、杏子ちゃん。

 どうしたの、それ」




「え?あ、そうだ!

 コレね、私の隊服なの!」




クルッと2人の前で回ってみせる。




「どう?似合ってるかな?」




次の言葉に少し期待をしながら待っていると、斎藤さんが口を開いた。




「……少し露出が多い」




「え?」




私は改めて自分の服装を見てみた。