翌日、さっそく芹沢さんのお葬式が執り行われた。 テキパキと準備が進められ、私達は朝から忙しく働いていた。 だけど、私は決して遺体には近付かせてもらえなかった。 「お前は見るな」 斎藤さんにそう言われ、私は最後まで芹沢さんの顔を見ることは出来なかった。 ならばせめてお梅さんの顔だけでも、と頼んでみたけれど、斉藤さんは首を縦に振ってはくれなかった。 結局、2人の顔を見ないまま、お梅さんは里に引き取られ、芹沢さんは新選組で葬儀を行った。 新撰組は、新たな道を歩み始めようとしていた……