甘辛診察




目を開けると先生が私の首をさわったり脈を計っていたりした




「あ、起こしたか?」




「ううん大丈夫」




「結構寝たな」




「いま何時?」




「んーっと.,.
六時半」


確かに窓の方をみると夕日が出ていた


「そんな寝たんだ」




「昼食ってないからお腹すいただろ?」




「うん!」





「今日は軽めの食事」



と言って私に雑炊をくれた




「退院早々ガッツリ食べたらからだ壊すから」




「先生って料理できるんだ....」




「まあな
どう?」




「おいしい!!」




「よかった」