「薬飲んでる?」
単刀直入に聞かれ戸惑いを隠せなかった
先生の真っ直ぐな視線に目をそらしてしまった
「これどういうこと?」
と1回も飲んでいない薬が出された
「そ、それは...」
「いい加減にしてくれない?」
「.....」
「今病院では必死に頑張ってる患者さんとかいっぱいいるのになんで美玲は守ろうとしないの?治したくないの?」
「そんなこといってほんとは私の気持ちなんてわかんないんでしょ!?ハァハァ」
大声を出してしまって発作が起きてしまった
「美玲、一端落ち着け」
「いや!もうハァハァなにもかもいやなの!!ハァハァ」
私は先生の胸板を押しながら言った

