いつもどうりのことばかりだけど奈央君と一緒にいられるなら私はそれだけで十分なのです
それでも奈央くんの一言で私の幸せだった時間は消え去ってしまうのです
「なぁ、美結」
「ん?どうしたのー?」
「俺、すげぇ言いにくいんだけど」
そこまで言って奈央くんは口を開かなくなりました
私は不安で仕方ありません
いつも明るくて元気な奈央くん
そんな奈央くんが泣きそうな顔をしているのです
「……奈央くん?」
「美結、俺」
「親父が転勤することになって」
「それでオヤジについてくことにしたんだ」
「青森のほうに転校する」
私は耳を疑いました
ずっと一緒だと思っていたのに
なんで?
どうして?
訳がわかりません
それでも奈央くんの一言で私の幸せだった時間は消え去ってしまうのです
「なぁ、美結」
「ん?どうしたのー?」
「俺、すげぇ言いにくいんだけど」
そこまで言って奈央くんは口を開かなくなりました
私は不安で仕方ありません
いつも明るくて元気な奈央くん
そんな奈央くんが泣きそうな顔をしているのです
「……奈央くん?」
「美結、俺」
「親父が転勤することになって」
「それでオヤジについてくことにしたんだ」
「青森のほうに転校する」
私は耳を疑いました
ずっと一緒だと思っていたのに
なんで?
どうして?
訳がわかりません