私はあの時小野さんを選んだ。
あれから私達は結婚式を終えて新しい住居に引っ越した。

柊:これから私達夫婦なんですね。

私はしみじみそう思いながら心の底からそう呟いていた。
嬉しくて嬉しくて私は顔を綻ばせた。

小野D:これからずっと一緒だな^ ^

私達は熱いキスを交わした。
嬉しくて嬉しくて私も小野さんに劣らない様に必死についった。

小野D:可愛い^ ^
  俺のお嫁さんは本当に可愛らしい。

チュッとリップ音を立てて小野さんは私の頬にキスした。
私達は休みをもらい新婚旅行に行く事にした。
行先は京都。

~~京都の旅館~~
柊:景色、綺麗!

私は外の景色を見て目を輝かせた。
清水寺の景色がとても綺麗に見えていてとても神秘的だった。

小野D:清水寺行ってみる?

柊:良いの!?

私達は手を繋いで清水寺へと向かった。
私達はいろいろな所を見て回り宿へと戻った。

柊:とても楽しかった。
  私はお土産を床の上に置いて微笑んだ。

小野D:柊。

柊:何ですか?

振り返ると小野さんの顔が近くにあった。

小野D:お土産買う時に仲良く男と話してだろ。

柊:え?
  あ、もしかして‥‥‥あのお兄さんの事?
  ただ、おススメを聞いてただけよ?

小野D:‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

それからずっと小野さんは無口のままだった。
ご飯を食べる時もお風呂を入った後もずっと拗ねたままだった。
私は布団を敷き寝る事にした。
明日になればきっと機嫌も直っているだろう。

柊:お休みなさい。

私が布団に入ろうとするといきなりいきなり抱き寄せられて押し倒された。

小野D:‥‥‥自覚なさすぎ。
  柊は俺の嫁なのに。

柊:ヤキモチなんて可愛い^ ^

私は思わず笑ってしまった。

小野D:ムッ‥‥‥今日は我慢しようと思ったけど。
  お仕置きだ。

しまった。
と思ったけど既に遅かった。

小野D:新婚初夜だけど優しくしないからな。
  覚悟しとけよ?


HAPPYEND