夢小説 男性声優

あれから落ち着いて仕事をこなせた。
本当に遊佐さんとの共演は本当に大変だった。
耳横で囁かれるし必要以上に近づいてくるし。
もっと大変だったのは恋人からの電話の数だった。
本当に分かれてしまおうか‥‥‥‥。
そう考える程、留守番電話は猟奇的だった。
どこからこうなってしまったのたろうと私は内心後悔した。

柊:はぁ‥‥‥‥‥。

岡本:あれ?
  柊?

柊:あ、岡本さん、お疲れ様です‥‥。

岡本:元気無いけどどうしたの?

柊:実は‥‥‥‥‥

私は岡本さんに今までの経緯を離した。
岡本さんと私は親友みたいな関係で週末にはよくバイキングやテーマパークに行ったりした。
なんだが自身をさらけ出す事が出来るのだ。
だが、遊佐さんと森久保さんの事は避けて話した。

岡本:うわぁ~‥‥‥大変だね‥‥‥。

柊:うん‥‥‥別れようとしても別れられないし‥‥‥。
  家に帰るにもあんな事があったら帰れないし留守番電話を聞いたらもっと帰れなくなった。

私は岡本さんが私てくれた缶コーヒーを私は一気飲みした。
そして溜息をついた。

柊:私、何か間違ってたのかな‥‥‥。

岡本:柊は何も間違って無いと思うよ?

柊:そう?
  なんだか私は自分が間違ってるとしか思えないんだけどなぁ‥‥‥‥。

岡本:そんな事無いよ^ ^

そう微笑んでくれた。
私もそれにつられて微笑んだ。
そして、またバイキングに行こうと言う約束をして岡本さんと別れた。
何だか心の中のモヤモヤが少し晴れた様な気がする。
だけど、私は知らなかった。
恋人の真の恐怖を。