私は仕方なく家に帰ろうとしたがいきなり後ろから腕を掴まれた。

柊:きゃっ‥‥‥だ、誰っ‥‥‥

遊佐:俺だよ、お~れ‥‥

柊:遊佐さん‥‥どうしたんですか?帰ったんじゃ‥‥‥。

遊佐:彼氏と喧嘩して家に帰りづらいんだろ?
  だったら俺の家来なよ。

柊:良いんですか?

遊佐:良いって言ってんだろ^ ^
  さ、ついて来い。

そう言って遊佐さんは私を車に乗せてくれた。
其処から数時間位車を走らせ遊佐さんの家に着いた。

柊:立派なお部屋ですね^ ^

私は遊佐さんを見てそう微笑んだ。
遊佐さんは微笑んで私にお茶を差し出してくれた。
私は遊佐さんに軽く会釈してからお茶を飲んだ。
冷たいお茶が喉を通っていく。
私は飲み終わると「美味しかったぁ」と声を漏らした。
遊佐さんはそれを聞くと微笑んだ。

遊佐:柊。

そう言って遊佐さんは私の隣に座った。

柊:何ですか?

すると、いきなり遊佐さんの顔が近づき唇と唇が重なった。
私はいきなりの事で抵抗しようとしたが遊佐さんは頭の後ろを優しく掴みキスをより深くした。
そのままソファの上に―――――。

朝起きると私はベットの上でほぼ裸に近い状態で寝ていた。
何にも覚えていない。
横を見ると遊佐さんの寝顔が真近くにあった。
私は目を見開いて上半身だけを起こした。

柊:ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、どういう事!!!???

遊佐:ん‥‥‥‥‥柊。

そう言って遊佐さんは私を抱きしめた。
私はパニックの中で必死に考えた。

柊:まさか‥‥‥私と遊佐さん‥‥‥って昨日‥‥‥

遊佐:そうだよ‥‥‥昨日のお前‥‥‥可愛かったぞ。

柊:っ//////////////////

私は顔が火が出る程恥ずかしかった。
そして、私の朝は始まった。こ