夢小説 男性声優

それから皆でいろいろ見て回りそろそろ帰ろうと言う時だった―――。

女性:きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!
  だ、誰か!!!!!

柊:何‥‥‥!?

恋人:柊‥‥‥酷いじゃないか。
  何で俺以外の男と居るんだよ!!!!!

私は恋人を見て絶句した。
だって、血塗れ。

柊:あ‥‥‥‥ど、どうして‥‥‥血塗れ‥‥‥なのっ‥‥。

恋人:あぁ‥‥‥そうそう‥‥柊にお土産を持ってきたんだ。
  ずっと君が会いたがってたアイドルの――――。

彼がもっていたバックの中から何かが落ちた。
私はそれを見て悲鳴を上げた。

柊:いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!

岡本:柊、見るなっ‥‥!

そう言って岡本さんは私を抱きしめた。
落ちたのは人気アイドルのMovieLoveのメンバーの一人のAlice君の‥‥‥頭部だった。

男性:誰か!!!
  警察に電話しろ!!!!

女性:い、今してます!!!!!
  け、警察ですか!!!?
  ひ、人殺しっ!!!!

恋人:人殺しなんて酷いな。
  言うなら恋人を最も愛してる男と言って欲しい。

柊:何が最も愛してる男よ!!!
  人殺しのくせに!!!!
  なんで‥‥‥‥‥なんでよっ‥‥‥。

私はその場に崩れ落ちた。
すると、恋人はいきなり不気味な笑いを始めた・

恋人:何でって‥‥ははっ‥‥決まってるじゃないか。
  小学校の頃からずっと好きだった。
  君は俺の事何て知らなかったけど俺は知ってる。
  住所も誕生日も体重も年齢も身長も好きな物も嫌いな物も好きなアイドルも怖い物も好き
  な人のタイプも好きな映画も何もかも全部知ってる。
  君の写真だって専用の部屋に飾ってる。
  念願の君と付き合う事が出来たのにお前は!!!!!!!!!!!!!!!
  何で俺だけを見ないんだよ!!!!!
  それにいきなり別れようなんて!!!!!!!!!
  だから、お前の絶望した顔とお前の恐怖に歪む顔を見たくなったんだよ。

恋人は壊れた様な笑いを上げた。
それから数分もしない内に警察が来て恋人は連れていかれた。
私は目を見開いたままのAlice君の遺体を抱き上げてゆっくり目を閉じさせた。

柊:ごめんなさい‥‥‥‥。

私は婦人警察官に連れていかれて事情聴取を受けた。
何があったのか。
恋人はどんな人物かを聞かれて私は何一つ嘘は言わず全て話した。