「えっ?なんで?」



「だって、もかと話してる時だけちょー笑顔だよ?しかも女嫌いってゆー噂もあるって!」





こいつどっから
そんな情報を入れてるのか
さっぱりわからん。




するとケーキを装って
戻ってきたレオ





「お待たせ!はいどーぞ!」



「ありがと」



「いえいえ!ここ僕ん家が経営してるから、いつでもきてね?」



「えー!ここ藍田くんのご両親が経営してるの?すごーい!」


「朋坂さんもよかったら来てね!」


「うん!じゃあ遠慮なく!」




ふと時計をみたら
そろそろ慎と尭が帰ってくる
時間だった





「ねぇなお美、時間ちょーやばい」



「えっ?あっ!やば!帰ってくるじゃん!」



「そっかー…。じゃあモカ、朋坂さんまた明日学校で!」



「うん、じゃあね!藍田くん!」



「じゃ」





今日は登校初日にも
関わらず、面倒な人達に
よくあったな…



そんな事を考えると
家に着いた