保健室で眠いから休んでた
あたし…



さっきの2年の先輩
すごくうるさかったし




無駄にテンション高いよね
静かなあたしには
迷惑極まりないな



ところで…



何故あたしの名前を
知りたかったのか…

ストーカー?…は、ないか…


だとしたら何の得がある?


よくわからん…





━━━━━━━ キーンコーンカーンコーン


あっ!授業終わったっぽい!
らっきー


教室帰って帰ろーっと…



━━━━━━━ バン



「もーか♡」


保健室のドアをいきなり
思いきり開けてきた
幼馴染みのなお美。


「もう少し静かに開けて。あと声のボリュームも下げて。うるさい」



「ごめんごめーん!授業終わったしかーえろっ!」



「わかった。荷物とっ「めんどくさいと思ってもうもってきちゃった(笑)」



さすが幼馴染み…
何もかも分かってて
逆に怖いわ。




「ん。ありがと」