「音亜、大丈夫か?」 「うん大丈夫」 悠雅が手を握ってくれるから、不安だけど怖くはない。 「ごめんな、俺んち行けなくて」 「う、ううんっ!私だって…」 悠雅の家は、専業主婦のお母さんがいるらしく、無理らしい。初めての日にいきなり親に紹介もいいけど私がもう少し身なりをしっかりしたいと言うこともあって少し安心した。 私は…家を悠雅にみせる覚悟がまだできてない。施設育ちって事、実はまだ言えてなかったりする。 だから、今日の事情は、ホテルに行くことになった ………………はず。