【完】強引に、キス



あらっぽく拭き終わるとタオルを近くのソファーに投げ捨てて、自分の着ていたシャツも脱ぐと私に抱きついてきた

「ゆ…がっ………服、濡れてて…気持ち悪い」


しめった制服と悠雅の肌が触れて、なれない感覚が私を刺激する


「やっと…やっと呼んでくれたな」


「え?」


「やっと悠雅って呼んでくれたな…‥…音亜」


ギュウッと強く抱きしめられ、頬に優しく唇があたる


その途端、今まで胸の奥にたまっていたものが一気に溢れるだした


「ゆ……が………っ、ゆうが……悠雅、悠雅っっ」


ボロボロと流れる涙と一緒に、沢山悠雅の名前を呼ぶ


「おかえり‥…音亜、‥…‥…音亜、おかえりっ」


悠雅も私を強く痛いくらいに抱きしめて、静かに涙を流しながら、私の名前を呼んでくれる