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放課後
私の足は屋上にむかっている。なぜかって?
ホームルームが終わり、帰宅しようとした私の机に、グシャグシャになった紙切れが置かれたから。
紙には“屋上に来い”って書いてある。差出人は五十嵐悠雅。
バンっ
私は屋上の扉を勢いよく開けて、思いっきり息を吸い叫ぼうとしたとき、後ろから体を引っ張られて口をふさがれた
「ばかお前、俺がわざわざ屋上に呼び出したの無駄にする気かよっ
」
そっと体から手を離されて、叫ぶなよと言われて口も自由になった。
「なんなのあれ?パシリとかなら帰るからね!」
私の問いかけにまたもやため息をつく五十嵐。
「お前、俺のファンクラブとかゆーやつ知ってるか?」
「あ、うん。一応」
「アイツ等ひつけえんだよ。全員をまとめてる奴が一個上の先輩らしく、俺に関わった女皆しめられてるらしい。」



