【完】強引に、キス



昼休み


チャイムが鳴ったと同時に美亜が私の手を取り屋上まで走った


「ねえ!何かあったでしょ!白状しなさい」


美亜が言うには、授業中に何度も私をみる五十嵐をみたらしい。


美亜に言うべきなのか?どうなんだろ。

しばらく考えた結果、言うことにした。



「…まじかあ。そりゃ謎だ(笑)」


人事のように笑って話す美亜。そして


「う~ん……音亜さ、試しにつきあっちゃえば?」


この始末。


「えぇっ!だって第一印象、殺される!って思ったくらいだよ!?無理だって!」

「大袈裟なんだよ。ほら、またいつもの追っかけだと思われてたのかもしれないじゃん?知れば印象かわるかも」


美亜は楽しそうに話を進めていく


「あんた今楽しんでるでしょ」

美亜は一瞬言葉を詰まらせて、否定する。