ガラガラッ 勢いよく教室の扉を開け、自分の席に座る。 「お、おはよっ。なんか、朝から疲れてない?」 美亜が飲み物を差し出してくれる。 「いや…、ッちょっと、ね。ありがと」 少しでもあの人と距離を開けたくてひっしに早足で学校まできたから、息もあがっている。 ガラガラ 少し遅れて入ってくる五十嵐悠雅。あんな奴もう“君”なんて二度とつけてやんない! そう心で叫び、顔を伏せる 「おい、おま「美亜っ!」」 私に声をかける五十嵐の声を遮るように美亜を呼ぶと、美亜は驚いてビクッと肩をすくめた