「梓、7月下旬なんだけど」
この日、祥太郎の学校もテストが終わり、久々に梓の家を訪れた。
梓はドキッとする。
「どうかしたの?」
祥太郎は少し長くなった髪をかきあげて
「8耐に出るんだ。
来てほしい」
「…いつ?」
「7月25日からだけど、決勝の28日だけでも構わないから」
…多分。
ウチの高校は野球、そんなに強くないからそこまでは勝たないはず。
梓は頷いた。
この日、祥太郎の学校もテストが終わり、久々に梓の家を訪れた。
梓はドキッとする。
「どうかしたの?」
祥太郎は少し長くなった髪をかきあげて
「8耐に出るんだ。
来てほしい」
「…いつ?」
「7月25日からだけど、決勝の28日だけでも構わないから」
…多分。
ウチの高校は野球、そんなに強くないからそこまでは勝たないはず。
梓は頷いた。


