「えっ…」

その話を聞いた時には血の気が引いた。

2月ももう終わりのこの日。

祥太郎は思わず絶句をして周りを見つめる。



…拓海の彼女、真由が妊娠していた。



厄介な事になったな…

祥太郎は家族会議の為に集まった面々を見つめている。