俺は夢をみた……
熱があるからか、嫌な夢を
陽菜が俺から離れていく夢
「待って」っと言っても待ってくれない」
残された俺はなにもせずにただひたすら陽菜の帰りを待つのみ
そのうち、栄養失調と睡眠不足で俺は倒れる
そこでまた、"妻の陽菜"ではなく、"医者の陽菜"までもに、面倒だと嫌われてしまう……
そこで、俺の聞きたかった、あの俺のことを一番安心させてくれる声が聞こえてきた
「と…くと……拓人」
目覚めると、陽菜が心配そうな顔で
「大丈夫?」
と聞いてきた、これさえも陽菜に迷惑を掛けていて、陽菜の負担になり、陽菜が離れていったらどうしようと不安になり、
「だっ大丈夫!」
っと、答えるしかなかった