発作止めの点滴を持って拓人君の病室へと急ぐ

ガラガラ

「ゲホゲホゲホゲヒューケホッケホッヒューケホッ」

と、咳をしながら意識を飛ばしている拓人君がいた

俺は素早く点滴を刺して酸素マスクを着けた







数分後...

「んっん...ケホッ」

「あ、起きた。拓人君、大丈夫?」

「あっ、すみません。大丈夫です」

「でも、顔色がものすごく悪いけど.」

「あぁ~、大丈夫ですよ、ケホッ発作、高校生位からあんまり出てなかったから、疲れただけですケホッ」

「でもさ、咳してるし...じゃあ、一応聴診させて」


「えぇ~いいですよ~」

「よくないから、ほら、服捲って」

拓人君は諦めたのか、服を上げた