暫くして...ピピピピ

体温計が鳴った。表示は薬が効いたのか39,8℃と高いが、少しだけさがっていた

「んーんケホッケホ」

咳をしながら拓人君は目を覚ました

「あ、起きた。拓人君調子どう?」

「あー、まぁ、そこそこ...」

「そっか...じゃあまだ寝てていいよ」

「はい」

相当怠いのか、1分もしないうちに眠りについていた

「後30分位かな...」

と俺は残っている点滴の量を見ながら仕事に戻った