「拓人~」

「えっ拓人?」

リビングに入ると椅子に座って酷く咳き込む拓人がいた

「ゲホッ陽菜、ケホッケホ悪い起こしちまったかゲホッゲホ」

「ねぇ、拓人さ、なんかそれ、普通の咳じゃなくない?」

「いやーだいゲホッゲホゲホッヒューヒューケホッケホ」

「えっ喘息の発作?」

なんかまえに1度だけ小児喘息を持っいたって言っていたことがあったような....

「えっほら、吸入できる?」

「ケホッケホスーゲホッハーゲホッゲホ」

私の吸入機を口元に当てると苦しそうに吸入をしている...

「ケホッケホもう大丈夫ケホありがとう」

「うん...本当に大丈夫?」

「うん、だからもう寝よ」

「うん....」