いつか喘息なおして、自分以外の人に頑張れば治るっていう希望になりたいっていってた叶人

いつのまにか、元気になって……完治ではないけど、他の人の病気をなおしてる。

自分の夢だけじゃなくて、小児科でちっちゃいこの夢叶えたり、やっぱり名前にピッタリな人生。


でも、そんな二人にたいしてなかなか意見が言えなくて、教室でも暗くて一人の俺。
叶人が休みだったことをクラスのやつらが聞き付けて、
『お前の弟、病気なんだろ?』
『あ、そっか。お前も病気だから喋れねぇのか』
それから、いじめがスタートした
全然、晴れ渡る青空のような、澄みきった人生。名前とは真逆な人生だと思った

だからあの日、
『お前なんかいなければ……』

叶人にいった

そこから、拓人と叶人は入院。

親たちは二人について、病院にいた。
仕事だってことはわかってるのに、俺は親からも必要とされてないと思った