時間が過ぎて夜になり~

「ほら、病み上がりなんだから早く寝なきゃダメだよ」


俺の心配をして、上目遣いでいってくる陽菜。

こんなに可愛かったっけ??



ベッドにはいっても、俺の背中に抱きついて寝る陽菜。



「拓人~?」


「……」

「寝た?」

「……」

俺が返事をしないから、寝たと思ったのか入院中に少しのびた俺の髪で遊んでいる。