満月の夜は、ご注意ください。




まさか、寝てるときに……


半目だったり、よだれ垂らしてた?!


いびきかいてたとか?!



あぁ~……


引くよね、普通は引くよね……。




熱あるか、触ろうとしたら汗かいてたとか……。


ある!充分にありえる!



最悪……。



「おーい、菜美ちゃん?」



「うぇっ、は、はいっ?!」



「元気無くない?」



「ありますあります!元気です!」



「何かあったんだー?」



ニヤリと笑みを浮かべてる。


いい話じゃないのに……。



「なんでも……無くはないですけど……」



「相談のらせてよ、何っ?」



意外と、木戸先輩ってアドバイスとか持ってそうだし……。


応援してくれるわけだし……っ



「あのっ、木戸先輩っ!」



「ん?」



「さ、避けられたかもしれないんです……」



「菜美ちゃん……何かやらかしちゃった?」



びっくりしたような顔で聞いてくる。


「あ、あのっ、可能性……ですよ?なんていうか、そんな気がするっていうか……」



「うん?」



「寝顔が酷かったんだと……思います……」



「……え、それだけ?」