満月の夜は、ご注意ください。





心臓………止まるかと思った…


足ガタガタ震えっぱなしだし……



「菜美!かっこよかったけど、これからが心配だね………」


苦笑いして隣にいてくれる、実梨。


「も、もう死にそう………っ」



「これってさ、マンガの展開だったら、大狼君が助けにくるヤツ?!」


勝手に妄想してキャーキャーしてる。


や、助けには来ないと思うなぁ……。


「ないない!」



「そう?まぁ、今日は一緒に帰ろ?」



「えっ、いいのっ?!」



な、なんて優しいの……っ?!



「何されるか分かんないもんね!」



「あ、ありがとう!」



「行こっ!」



ニコッと笑って私の手を引いていく。


チャイムが軽快に鳴ってる気がする。


不安なんか全然感じなくて、


なんだか、心地よかった。













この後、どうなるかも知らずに………………。