満月の夜は、ご注意ください。




「そっかぁ……」



「ごめん………」



「菜美が謝る事じゃないから!それよりさ、気をつけなよ?!」


「は、はい………。」



そう言った私にニコッとして教室へ帰った。



すると、クラスの女子達が集まってくる。


え、まさか……。




「菜美ちゃんっ、大狼君と付き合ってるなんてウソだよねっ?!」


「同居してるって違うよねっ?!」


「違うよねっ、篠崎ちゃんっ?!」



みんな、必死に聞いてくる。


大狼君ファンクラブの子達だもんね…。




でも、友達だから責めてこない…っ!



多分……私が付き合ってるとかのウワサで心配なのかな…。



「付き合ってないし、近所なだけで、それを誤解されてるだけだから!」



「よ、よかったぁ…っ」



「もし、ファンクラブの人たちが嫌がらせしてきても、味方だからねっ!」



「そうそう!だから大丈夫だよ!」



安心したように口々に言う。



なんていい子達なんだぁ……。



あれ。嫌がらせ……される前提?!